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業務整理とは?進め方や業務改善との違い、4つの目的を徹底解説! 

2026.01.13

業務整理とは?進め方や業務改善との違い、4つの目的を徹底解説! 

業務が非効率だったりムダな作業が多かったりすると、生産性の低下やミスの原因になりかねません。

そんな課題を解決するアプローチとして注目されているのが業務整理です。

この記事では、業務整理の意味や目的、進め方のポイント、さらに業務改善との違いについて解説します。

業務整理を正しく行うことで得られるメリットや注意点も紹介するので、自社の業務効率化に役立ててください。

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業務整理とは?業務を可視化して整理すること

業務整理とは、社内の業務を洗い出して可視化し、整理することを指します。

非効率な工程や複雑な手順、ムダな作業を見直し、業務効率の向上とコスト削減につなげる取り組みです。

また、業務を可視化することで属人化を防ぎ、誰でも業務の全体像を把握できるようになります。

現状の業務を棚卸しして見える化するこのプロセスは、今後の業務改善を進める上での土台ともなり、当たり前になっている業務の中にも改善の余地が見えてくるでしょう。

業務改善に本格的に取り組むためにも、まず現状の業務を整理して課題を明確化しておくことが欠かせません。

こうした現状の棚卸しと可視化のプロセスは、今後の業務改善を進める上での土台となり、当たり前になっている業務の中にも改善の余地が見えてくるでしょう。

業務整理と業務改善の違い

業務改善とは、現状の業務を見直してムダをなくし、より良い状態にする取り組みのことです。

ムダな手順を省いたり業務フローを最適化したりすることで、生産性向上や品質改善などを図ります。

一方、業務整理は現状の業務内容を洗い出し、課題を明確化するプロセスで、業務改善の前段階となる土台とも言えます。

業務整理をせずにいきなり改善策を講じても、的確な対策を打つことは難しいでしょう。

たとえば、業務整理でムダな作業を洗い出し、その後の業務改善でそれを削減・効率化するといった流れになります。

そのため、まず業務整理で現状を把握し、洗い出した課題に基づいて業務改善に取り組むことが重要です。

業務整理の4つの目的

業務整理にはさまざまな目的があります。ここでは主な目的4つを紹介します。

  1. 業務効率化の推進

  2. コストの削減

  3. 業務の可視化

  4. 課題の明確化

(1)業務効率化の推進

業務整理を行う目的としてまず挙げられるのが、業務効率化の推進です。

業務整理によって無駄な作業が減り、手順が最適化されれば、同じ時間でより多くの仕事をこなせるようになります。

たとえば、重複していた業務を一つにまとめたり、不要な承認フローを省略したりすることで、生産性が高まります。

不要な雑務が減れば従業員は本来の業務に集中でき、効率良く成果を上げられるでしょう。

作業時間の短縮により納期の遵守もしやすくなり、迅速な対応が可能になる点もメリットです。

また、効率化で生まれた時間を別の業務に充てることで、さらなる付加価値創出につなげることもできます。

結果として残業時間の削減にもつながります。

(2)コストの削減

次に挙げられる目的が、コストの削減です。

業務整理によってムダな業務や過剰な工程を削減すれば、それに費やされていた人件費や資材コストを大幅に減らすことができます。

たとえば、重複した作業を省くことで人員配置を最適化でき、残業代や外注費などのコストも大きく抑制できます。

非効率な手順を改善して作業時間を短縮すれば、無駄な設備稼働や消耗品の浪費も減り、全体的な業務コストの削減につながるでしょう。

コスト削減は利益率の向上にも直結するため、企業の競争力強化にも寄与します。

(3)業務の可視化

業務の可視化も業務整理の重要な目的です。

現状の業務をフロー図や一覧表で見える化することで、誰がどの作業を担当し、どこまで進んでいるかを一目で把握できます。

見える化された情報は関係者全員で共有でき、共通認識の下で業務を進めやすくなります。

業務フローの中でどこにボトルネックがあるか、どの工程に負荷が集中しているかも明確になるでしょう。

さらに、これまで属人化していた業務の手順も共有され、特定の担当者に頼らずに済むようになり、属人化の解消につながります。

可視化された業務フローや手順はマニュアルとしても活用でき、新人教育や引き継ぎも円滑になります。

(4)課題の明確化

最後に挙げられる目的が、課題の明確化です。

業務整理を進める過程で、これまで気づかなかった問題点や非効率な部分が浮き彫りになります。

たとえば、特定の工程だけ極端に時間がかかっている、二度手間になっている作業がある、といった課題を発見できるでしょう。

また、現状にそぐわない旧来の手順や目的が不明確な作業など、見直すべきポイントも洗い出せます。

現状の業務の問題を事前に洗い出して明確にしておくことで、今後取り組むべき改善策の優先順位もつけやすくなります。

このように、現状の課題を見える化すること自体が業務整理の大きな成果と言えます。

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業務整理の進め方

業務整理は一般的に、次の4ステップで進めます。

  1. 業務内容の洗い出し|タスクリストを作成する

  2. 改善点の洗い出し|タスク一覧をさらに細分化する

  3. 不要業務・苦手業務のチェック

  4. 業務フローと改善点の共有

(1)業務内容の洗い出し|タスクリストを作成する

まず最初に、現在行っている業務を洗い出してリスト化します。担当者ごとや業務の種類ごとに箇条書きでタスクを書き出しましょう。

長い文章ではなく、簡潔なタスク名で記載するのがポイントです。

この段階では各作業を大まかな分類で列挙し、細かい手順は次のステップで整理します。

実際にその業務を担当している人が中心となり、漏れなくタスクを洗い出すことが大切です。

たとえば、営業職の場合は「顧客リストの作成」「商談準備」「契約手続き」など、大まかなタスクに分けてリストアップします。

タスクリストを作成すると、業務の流れを一目で判断しやすくなります。

(2)改善点の洗い出し|タスク一覧をさらに細分化する

次に、作成したタスクリストをもとに各タスクを細分化します。

頭の中で考えるだけでは抜け漏れが生じやすいため、実際に作業しながら小さな手順まで全て書き出すのが効果的です。

細かく書き出すことで、無駄な作業やまとめられる手順を見つけやすくなります。

たとえば、「資料を作成する」というタスクであれば、「構成を考える」「目次を作成する」など、さらに具体的な作業に分解できます。

このように手順を詳しく洗い出す過程で、新たな発見や改善案が生まれることもあるでしょう。

(3)不要業務・苦手業務のチェック

続いて、洗い出したタスクの中から不要な業務や苦手な業務をチェックします。

付加価値を生まない不要業務は思い切って廃止し、その分の工数や時間を削減します。

また、苦手な業務は効率化の余地が大きいポイントです。

たとえば、プレゼン資料の作成に非常時間がかかるうえ内容も効果が出ていない場合、それは苦手業務と判断できます。

このような作業には資料作成ツールの導入や、場合によっては外部への委託を検討するといった対応が有効です。

不要・苦手な業務を把握することで、改善すべき課題が一段と明確になります。

(4)業務フローと改善点の共有

最後に、洗い出した改善点をもとに業務フローを見直し、改善点を全員で共有します。

新しい業務フロー図や改善策の内容を関係者に周知し、改善の目的や期待効果も伝えて共通理解を図りましょう。

改善案が多い場合は、効果が大きく実現可能性の高いものから優先的に実施します。

それぞれの改善策について実行計画を立て、期限や担当者を明確にして共有することが大切です。

こうした共有により、チーム全体で足並みを揃えて業務改善に取り組むことができます。

業務整理することで得られる3つのメリット

業務整理を行うと、組織にはさまざまなメリットが生まれます。

主なメリットは次の3点です。

  1. 業務のルーティン化ができる

  2. 業務品質の向上が望める

  3. 業務状況を正確に把握できる

(1)業務のルーティン化ができる

業務整理によって手順が明確になると、業務をルーティン化しやすくなります。

一度作成したタスクリストや業務フローを確認しながら進めれば、同じ作業を効率よく繰り返し行うことが可能です。

頻繁に行わない業務でも、手順が記録されていれば次回スムーズに実行できます。

誰が担当しても同じ手順で対応できるため、成果の再現性が高まり、属人性も薄まります。

前回から時間が空いていても、何をすべきか一目でわかるため、作業の抜け漏れを防げるでしょう。

(2)業務品質の向上が望める

業務整理によって業務手順が定型化されることで、業務品質の向上が期待できます。

必要な手順や確認作業の抜け漏れがなくなり、ケアレスミスの発生が大幅に減少するためです。

たとえば、前回ミスにつながった確認項目をタスクリストに追加しておけば、次回から同じミスを防止できるでしょう。

また、効率化によって生まれた時間を活用し、各作業を丁寧にチェックできるようになるため、結果として仕事の精度も上がります。

(3)業務状況を正確に把握できる

業務整理を行うことで、業務の進捗状況や問題箇所を正確に把握できるようになります。

どの作業にどれくらい時間がかかっているか、どこで滞っているかが可視化されるため、より正確なスケジュール管理が可能です。

業務が予定より遅れそうな場合も早めに察知でき、人員を増やすなど適切な対策を講じられます。

タスクリストを見れば業務が今どの段階まで進んでいるか一目でわかるので、関係者間で状況を共有しやすくなるのもメリットです。

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業務整理を行う際の3つの注意点

業務整理を実施するにあたって、注意すべきポイントがいくつかあります。

特に次の3点に留意しましょう。

  1. 業務をより良くする「業務改善」を大前提とする

  2. 業務整理をする目的や課題を明確化する

  3. 洗い出した情報を可視化・整理する

(1)業務をより良くする「業務改善」を大前提とする

業務整理は、あくまで業務をより良くするための手段であり、その先の業務改善を大前提に進める必要があります。

業務整理自体が目的化してしまうと本末転倒なので注意しましょう。

常に「なぜこの業務を整理するのか?」を意識し、その答えが業務効率の改善や売上向上など本来の目的につながっているか確認します。

たとえば、単にデジタル化すること自体が目的になってしまうケースがありますが、デジタル化はあくまで効率化や品質向上の手段です。

このように、業務整理を進める際は常に改善の方向性を見失わないことが大切です。

(2)業務整理をする目的や課題を明確化する

業務整理に取り組む前に、実施する目的や解決すべき課題を明確にしておきましょう。

目的が曖昧なままだとゴールもぼんやりしてしまい、どのように進めれば良いのか判断しづらくなります。

「何のために業務整理を行うのか」「何を改善したいのか」を関係者で共有しておくことが大切です。

可能であれば数値目標など具体的なゴールを設定しておくと、効果検証もしやすくなります。

目的と課題が明確になっていれば、業務整理の方向性がブレず、適切な改善策を検討しやすくなります。

(3)洗い出した情報を可視化・整理する

業務整理で洗い出した情報は、フロー図や一覧表にまとめて見える化し、整理しておきましょう。

せっかく洗い出した情報も、関係者が理解・活用できなければ意味がありません。

整理する際は、誰が見ても同じように読み取れるよう図表の形式や記載ルールを統一します。

また、業務フロー図やタスクリストなどの情報は一箇所に集約し、必要なときにすぐ参照できる状態にしておくことも大切です。

整理された業務情報は、新人や他部署のメンバーでも理解・習得しやすい内容になります。

業務整理を進めるうえでの5つのポイント

業務整理を効果的に進めるための5つのポイントを紹介します。

  1. すべての業務を細かく洗い出して精度を高める

  2. 業務を進める順番が分かるように記録する

  3. まずは質を気にせず実行してみる

  4. PDCAサイクルを活用して情報の鮮度を守る

  5. 誰が見ても分かるようまとめておく

(1)すべての業務を細かく洗い出して精度を高める

業務整理の精度を高めるには、すべての業務をできるだけ細かく洗い出すことが重要です。

業務の分解が不十分だと、整理した情報の精度が低くなり、属人化を招く恐れがあります。

粒度の細かい洗い出しには数ヶ月かかることもあるため、余裕を持ったスケジュールで臨みましょう。

また、定期的に発生する業務は無意識に処理してしまいがちです。

時系列で振り返ったり、年間カレンダーを再確認したりして、抜け漏れを防ぐことも大切です。

(2)業務を進める順番が分かるように記録する

業務整理で作成する資料は、業務の前後関係が誰にでも分かる形で記録しましょう。

タスクの実行順序や依存関係を明示しておくことで、業務全体の流れを把握しやすくなります。

たとえば、「前のタスクが完了しないと着手できない作業」や「並行して進められる作業」など、タスク間の関係性を記載しておくと良いでしょう。

順番が明確になっていれば、引き継ぎ時にもスムーズに業務を再現できます。

(3)まずは質を気にせず実行してみる

業務整理は一度で完璧を目指そうとせず、まずは実行してみることが大切です。

進めていくうちに課題や改善点が見えてくるため、最初から成果にこだわりすぎないようにしましょう。

手探りでも構わないので、できるところから着手して試行錯誤を繰り返し、徐々に精度を高めていけば問題ありません。

成否にこだわらず実行に移すことで、業務整理の進め方自体も見えてきます。

(4)PDCAサイクルを活用して情報の鮮度を守る

一度業務整理を行って終わりにするのではなく、PDCAサイクル(Plan・Do・Check・Actの継続的改善サイクル)を回しながら、業務内容をアップデートし続けることが重要です。

業務を取り巻く環境は常に変化するため、定期的に業務リストやフロー図を見直し、最新の業務状況に合わせて情報を更新しましょう。

数ヶ月に一度など、定期的な見直しによって業務整理の内容を刷新し、改善を繰り返すことで情報の鮮度を保てます。

このように改善をサイクル化することで、常に現状に即した業務整理が維持できます。

(5)誰が見ても分かるようまとめておく

整理した業務情報は、誰が読んでも理解できるよう分かりやすくまとめておきましょう。

専門的すぎる用語や社内でしか通じない表現は避け、平易な言葉で記載します。

また、図表のフォーマットや記号の使い方は統一し、見る人によって解釈が変わらないようにすることが重要です。

さらに、整理した情報は一箇所に集約し、必要なときにすぐ参照できる状態で管理しておきます。

誰が見ても分かる資料にしておけば、新人や他部署のメンバーでも業務を理解・引き継ぎしやすくなるでしょう。

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業務整理から改善までを一気通貫でできるので、ムダを徹底的に排除し、業務効率化とコスト削減を最大化できます。

「業務整理」を成功させ、「業務改善」につなげたいとお考えの企業様に最適です。

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まとめ

業務整理は、現状の業務を見直し、改善につなげるための重要なプロセスです。

正しく進めることで、業務効率化やコスト削減、品質向上など多くのメリットが得られます。

業務整理は業務改善への確実な第一歩であり、変革の土台作りです。業務整理を疎かにすると、場当たり的な対策に終始し、根本的な問題解決には至りません。

本記事で紹介した「現状の業務を客観的に把握し、課題を明確化する」というポイントを徹底的に踏まえ、全社を巻き込んだ取り組みとして実践することが極めて重要です。

整理された現状分析データに基づき、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)を回しながら継続的な業務改善を文化として定着させることで、最終的に生産性向上を目指していきましょう。

この記事を書いたライター

mfloowブログ編集部

mfloowブログ編集部メンバーが不定期で更新します。業務効率化やバックオフィス業務をテーマに、読者の皆さまのお役に立てる情報を解説しています!

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