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見やすいフローチャートを作るためのポイントとは|作成ツールについてもご紹介 

2025.12.16

見やすいフローチャートを作るためのポイントとは|作成ツールについてもご紹介 

フローチャートは、業務手順や処理の流れを図形と矢印で表した「流れ図」です。

複雑な業務プロセスでもフローチャートで可視化すれば全体像が把握しやすくなり、効率化に向けた改善点も見つけやすくなります。

また、文章だけでは共有しにくい業務内容もフローチャートにするとチームで理解を揃えやすく、認識のずれを防げる点がメリットです。

この記事では、見やすいフローチャートを作成する目的やメリット、具体的な手順とデザイン・記載のポイント、さらにおすすめの作成ツールやよくある質問について解説します。

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フローチャートを作成する3つの目的とは

フローチャートを作成する主な目的は、業務内容を見える化して整理することと、業務の流れをチームで共有することにあります。

業務プロセスを図式化して全体像を明確にし、メンバー間で共通認識を持つことで、後述する業務改善につなげられます。

  1. 業務内容の可視化

  2. 業務進捗の共有

  3. 業務プロセスの改善

(1)業務内容の可視化

まず、フローチャートにより業務の流れを直感的に可視化できます。

何から始まり、何を経てどこで終わるかといった一連の手順を図で示すことで、全体像の整理が可能です。

プロセスを視覚化すると、自社の業務フローに無駄な工程や非効率な箇所がないか確認しやすく、抜け漏れのない手順設計にもつながります。

(2)業務進捗の共有

作成したフローチャートはチーム内での情報共有に有効です。

図を見れば誰でも流れを追えるため、手順書だけでは伝わりにくい業務内容もメンバー間で統一して理解できます。

複雑な手順であっても、全員が同じ図を参照すれば認識のズレが生じにくく、円滑な連携を実現しやすくなります。

(3)業務プロセスの改善

フローチャート化した業務フローを見直すことで、プロセス改善のヒントが得られることも多いです。

視覚化により作業の分岐や重複が一目で分かるため、無駄な手順の削減や順序の入れ替えといった改善策を検討しやすくなります。

実務上では、業務フロー図を用いた分析で「手順の重複」や「過剰な承認プロセス」といった問題点が明らかになることもあるでしょう。

このように現状を把握してフローチャートを活用すると、継続的な業務改善につなげられます。

フローチャートを使用する2つのメリット

フローチャートには、ビジネスシーンで活用する上で大きく二つのメリットがあります。

ひとつは複雑な流れでも直感的に全体像を理解できる点、もうひとつはチーム内で認識を揃えられる点です。

これらはフローチャートの代表的な利点であり、以下で詳しく確認していきましょう。

  1. 認識ずれを防止できる

  2. 業務プロセスを把握しやすくなる

(1)認識のずれを防止できる

フローチャートを用いると複雑な流れが可視化され、理解が深まります。

図で共有すれば全員が同じ情報を参照でき、工程が多い業務でも認識のズレを減らして円滑に進められます。

したがって、複雑性の高い業務や長期プロジェクトの整理・改善に有効です。

(2)業務プロセスを把握しやすくなる

プロセスを図示することで開始点と終了点が明確になり、業務の流れを直感的に把握できます。

各工程が記号で示されるため手順や関係性が一目で分かり、初めて担当する人でも理解しやすくなります。

また、フローチャートは凝ったデザインを必要としないため短時間で作成可能です。見やすい業務フロー図を素早く作れれば業務効率化につながるでしょう。

フローチャートを作成する3つの手順

見やすいフローチャートを作るには、事前準備といくつかの基本ルールに沿って作業を進めることが重要です。

大まかな手順は、業務フローを洗い出して明確化し、記載ルール(レギュレーション)を決めて配置設計を行い、適切な図記号を用いて仕上げる流れです。

それでは各ステップを詳しく見ていきましょう。

  1. 業務フローを明確にする

  2. レギュレーションを定めて配置する

  3. 記号を活用して見やすくする

(1)業務フローを明確にする

まずはフローチャート化する対象となる業務フローを明確に定義します。

具体的には、フローの「開始」と「終了」をはっきり決め、その間に発生する作業工程をすべて洗い出します。

最初にスタートとゴールを設定し、そこへ至るまでの手順を箇条書きでリストアップしてみてください。

開始点や終了条件が曖昧なまま作図を始めると、抜け漏れや戻りが生じやすくなります。

そのため事前に工程を網羅し、フローチャートに含める範囲を確定させておくことが大切です。

(2)レギュレーションを定めて配置する

次に、フローチャートのレギュレーション(記載ルール)を策定してから作図に入ります。

メンバーが各自で異なる描き方をすると見づらくなるため、使用する図形の種類や表現方法、レイアウト方向などを事前に決めておきましょう。

たとえば「フローは上から下へ流す」「判断はひし形で記載する」「使用する色は青と緑の二色に限定する」などのルールを定めてください。

描画に使用するツールやテンプレート、ファイル保存場所なども取り決めると、誰でも同じように見やすいフローチャートが作成できます。

レギュレーションに沿って各工程を上下または左右に整列させ、基本となるフローの軸(縦方向か横方向か)を決めて配置していくとよいでしょう。

工程の増減があっても基本軸に戻るよう整えておくと、視覚的なまとまりが生まれます。

(3)記号を活用して見やすくする

フローチャートを構成する図記号を適切に使い分け、視覚的に理解しやすい図に仕上げます。

開始・終了は端子記号(楕円)、処理工程は四角、判断箇所はひし形で表すと分かりやすいです。

矢印は基本の流れ方向を示す単純な線で結び、戻り工程は矢印で向きを明確にしてください。線の交差を減らす工夫も重要です。

交差が多いと図が複雑になり全体を把握しにくくなるため、線同士が絡まない配置を心がけましょう。

見やすいフローチャートを作るためのデザインに関する4つのポイント

フローチャートのデザイン面を整えることで、同じ内容でも格段に見やすさが向上します。

特に社内で共有する業務フロー図では、デザインの統一感が欠けると重要な点が埋もれる恐れがあるため、注意が必要です。

ここでは、見やすいフローチャートにするために押さえておきたいデザイン上のポイントを説明します。

  1. 色やフォントなどのフォーマットを統一する

  2. 幅や高さは揃える

  3. フローの縦軸・横軸を定める

  4. 色を使いすぎないようにする

(1)色やフォントなどのフォーマットを統一する

フローチャート全体のフォーマットを統一しましょう。作成者ごとに図形の色やスタイルがばらばらだと、フロー全体がちぐはぐになり見づらくなります。

そこで、使用する図形テンプレートのデザイン(形やサイズ、色調)、文字フォントや大きさ、線の太さ・矢印の形状など、図の基調となるデザインルールを事前に決めておくとよいでしょう。

たとえば「開始・終了記号は楕円の緑色」「処理は長方形(青)、判断はひし形(オレンジ)」「フォントはゴシック系で統一」といった具体的な取り決めを共有してください。

PowerPointExcelでテンプレートを作成したり、クラウドの作図ツールを用意したりすると、フォーマットの統一が手軽に実現できます。

(2)幅や高さは揃える

フローチャート内の各図形のサイズや配置を揃えることも重要です。

同じ種類の工程ボックスなら幅や高さを統一し、一直線に整列させるだけで全体の見た目がすっきりします。

サイズがばらつくと行がガタつき、図全体が雑多に見えることがあるでしょう。

そのため、あらかじめ配置のガイドライン(仮想の直線)を決め、角や辺をきちんと揃えて図形を並べるように心がけてください。

こうした基準があると、読み手にとって理解しやすい図になります。

(3)フローの縦軸・横軸を定める

フローチャートの進行方向(軸)を統一することも、見やすさを高める重要なポイントです。

基本的にはフローを「上から下」または「左から右」に進行させる運用にし、縦描画にするか横描画にするかをあらかじめ決めておきましょう。

さらに、フロー全体を左寄せ・中央寄せ・右寄せのいずれかで揃えると、図全体の安定感が出ます。

たとえば、開始から終了まで左端に揃えて縦に流す方法や、中央揃えで一直線に下ろす方法が考えられます。

いったん軸を決めたら、分岐やループで工程位置がずれても最終的に基本ライン上に戻るように配置してください。

こうすることで視線が散らず、全体を把握しやすくなります。

(4)色を使いすぎないようにする

フローチャートで使用する色数は絞るのが基本となります。

強調したい箇所があるからといって多色使いにしすぎると、かえって情報が散漫になり理解しにくくなるおそれがあります。

基本は白背景に黒線・黒文字で十分ですが、どうしても色を使う場合は全体で 3~4色以内に抑えることをおすすめします。

各色には明確な役割を持たせてください。たとえば「通常工程は青、重要工程のみ赤」に限定すると視認性が上がります。

複数色を用いる際は凡例を付け、図を見た人が何を示す色かすぐに分かるようにしておくとよいでしょう。

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見やすいフローチャートを作るための記載方法に関する3つのポイント

フローチャートは図のデザインだけでなく、記載する内容の表現方法によっても分かりやすさが変わります。

記載内容を工夫することで、情報伝達の質も大きく向上します。

ここでは、誰が見ても理解しやすいフローチャートにするための記載ルール上のポイントをご説明しますので、ぜひ押さえておきましょう。

これらを意識することで、フローチャートの分かりやすさも格段に向上します。

  1. 業務の粒度は細かくしすぎないようにする

  2. 分岐条件やイレギュラー対応も合わせて記載する

  3. 誰でもわかりやすい内容で記載する

(1)業務の粒度は細かくしすぎないようにする

フローチャートの各ステップに記載する業務の粒度(詳細さ)を揃えると、業務の理解がしやすくなります。

特に迷った場合は、細かく分解しすぎずある程度大きめに括る方が見通しが良くなるでしょう。

粒度が極端に細かいとフローチャート全体が長くなり、読み取りにくくなるおそれがあります。

たとえば「ボタンAをクリックする」など動作単位で細かく区切るのではなく、「作業内容を確認する」「メールを送信する」といった、ある程度まとまりのある単位で分けると適切です。

目安としては、作業担当や部署が変わるタイミングや日付をまたぐ場面でステップを分解するとよいでしょう。

もし詳細な手順が必要なら別の手順書を用意し、フローチャート上の業務は同じ粒度に揃えてください。

(2)分岐条件やイレギュラー対応も合わせて記載する

フローチャートの用途次第ですが、業務情報を共有する必要がある場合は、通常通りの業務だけでなく分岐条件やイレギュラー発生時の対応内容についても併記しておきましょう。

イレギュラーの原因が予測できず対応内容を標準化できない場合は、「対応方法が分からない場合は○○さんに連絡する」など暫定対応策を記載しておくと迷いがなくなります。

例外処理やエラー発生時のフローも含めて検討し、イレギュラーなケースでも対応できる包括的な設計を心がけましょう。

(3)誰でもわかりやすい内容で記載する

フローチャートにはいくつか専用の記号がありますが、業務整理や共有が目的であれば、誰でも理解できる表現を優先してください。

記号を多用すると新人には分かりにくくなる場合があるため、簡潔にまとめることが大切です。

作成経験が浅い場合は、タスクを並べて線でつなぐだけでも十分に機能します。

また、各ボックス内の文言は端的に短くまとめてください。

文字数が多いとボックスが大きくなり視認性が落ちるため、必要な情報は補助資料に分けるなどして、フローチャート自体は俯瞰しやすい状態に保つことをおすすめします。

フローチャートでよく使われる図記号

フローチャートを作成する際には、いくつかの代表的な図記号を使います。

日本産業規格(JIS)では業務フロー図の記号が定義されていますが、その中から特によく使用されるものだけでも押さえておくと良いでしょう。

ここでは主要なフローチャート記号9種類について、それぞれの意味と使い方を紹介します。

  • 端子

  • 処理

  • 判断

  • ループ

  • 書類

  • データ・入出力

  • データベース

  • 定義済み処理

  • 結合子

端子

フローチャートでよく使用される記号_端子

端子(ターミナル)は、角の丸い長方形や楕円形で描かれるフローチャート記号で、フローの開始(始点)と終了(終点)を表す記号です。

開始の端子では「どのようにフローが始まるのか」というきっかけを、終了の端子では「どのようにフローが終わるのか」という結果や目標を示します。

この記号を明確に配置すると、フローチャートの範囲がはっきりし、見る人はプロセスの開始点と終点を直ちに把握できるでしょう。

処理

フローチャートでよく使用される記号_処理

処理は長方形の枠で表され、各プロセスの具体的な作業内容や操作、タスクを示す記号です。フローチャートで最も頻繁に用いられる記号の一つとなります。

原則として一つのボックスには一つの処理を書き、ボックス内には「書類を送付する」や「データを入力する」など、具体的な作業を一つだけ記載してください。

複数の処理を一つのボックスに詰め込むと分かりにくくなるため、注意が必要です。

判断

フローチャートでよく使用される記号_判断

判断(条件分岐)は、ひし形の記号で表します。

フローの途中で「はい/いいえ」や「あり/なし」など、条件によって分岐が発生する場合に用いるものです。

ひし形の内部には「請求書が届いているか」のように分岐条件を記載し、そこから伸ばした矢印に「はい」「いいえ」などの判断結果を書き添えます。

選択肢が三つ以上ある場合にも使えますので、必要に応じて活用してください。

ループ

フローチャートでよく使用される記号_ループ

ループは反復処理や繰り返し行う作業を表す記号です。

一般的には一辺が欠けた特殊なボックス状の図形を用い、上辺が欠けたものを「ループ開始」、下辺が欠けたものを「ループ終了」として対で扱います。

ループ開始記号とループ終了記号の間に繰り返す処理の一連を配置し、開始と終了を矢印で結ぶことでループの構造を示します。

ボックス内にはループを継続する条件や終了条件を記載し、条件に合致するあいだ同じ処理を繰り返すことを明示してください。

書類

フローチャートでよく使用される記号_書類

書類は長方形の下辺を波状に描いた図形で表される記号で、帳票や人が読み取れる媒体上のデータを示すものです。

帳票や伝票、計算記録といった書類データはこの記号で表現され、図形の一辺が波線になっているのが特徴で、視認性に優れます。

「書類を作成する」や「書類を受け取る」といった工程にこの記号を用いると、業務フロー上のどの段階で書類が登場するかを視覚的に把握できます。

データ・入出力

フローチャートでよく使用される記号_データ・入出力

データ記号や入出力記号は、フローチャートで扱われるデータの入出力を示すために用いられます。

一般的には平行四辺形で表され、キーボード入力や画面表示など、人や機械によるデータの読み書きを表現します。

たとえば「ユーザー入力」や「システム出力」の工程でこの記号を用いると、データの授受がどこで発生するかが一目で分かるでしょう。

なお、磁気ディスクやデータベースへの保存・読み出しを示す際にも使われる場合があります。

データベース

フローチャートでよく使用される記号_データベース

データベースは円柱(シリンダー)型の図形で表し、処理によって情報がシステム内に保存される場面を示します。

フローチャート内にこの記号があれば、「ここでデータを蓄積・保存している」と理解してください。

複数のデータベースやシステムを利用している場合は、記号の近くにそれぞれの名称を併記するなどして区別すると運用が容易になります。

定義済み処理

フローチャートでよく使用される記号_定義済み処理

定義済み処理(サブプロセス)は、左右両端に二重線が引かれた長方形の記号で、あらかじめ定義された一連の処理を表すものです。

フローチャート本体では詳細を省き、処理の一部を別フローとして切り出す場合に用います。

業務が複雑で図が長くなったり分岐が増えたりする場合、この記号でサブフローに分けると図の整理がしやすくなりますでしょう。

結合子

結合子は、同じフローチャート内で離れた処理にジャンプする際に使う記号です。

円形や下向き五角形の中にアルファベットや数字を入れて表し、「同じ図中の○○へ続く」という参照を示します。

図が長くなったり複雑化した場合に、戻り線を引き回さずにフローをすっきりつなぐ目的で使われます。

別のページにまたがる場合は外部結合子を使い、「○ページの△へ続く」といった形で接続するのが一般的です。

フローチャートの5つの種類

フローチャートには、その活用目的に応じて様々な種類があります。

ここでは代表的で実用性の高いフローチャートの種類を5つ紹介します。

知っておくと業務フロー整理の参考になるでしょう。それぞれ特徴が異なりますので、自社業務に合わせて使い分けましょう。

  1. ワークフローチャート

  2. 意思決定フローチャート

  3. スイムレーン図

  4. 文書フローチャート

  5. BPMN

(1)ワークフローチャート

ワークフローチャートは、業務の手順や流れを図式化した基本的なフローチャートです。

比較的シンプルで一つの部署内で完結する業務フローの整理に適しています。

たとえば、店舗業務の開店作業フローやレジ会計フローなど、現場の基本業務の可視化に活用できます。

(2)意思決定フローチャート

意思決定フローチャートは、緊急時対応や重要な判断のプロセスを事前に図式化しておくためのフローチャートです。

あらかじめ判断基準を整理しておくことで、いざという時に迅速に最善策を選択できるようにすることが目的です。

迅速な判断を促せる一方で、想定外のケースには対応できないことも念頭に置く必要があります。

(3)スイムレーン図

スイムレーン図(スイムレーンフローチャート)は、部署や担当者ごとに区切ったレーン上に工程を配置し、誰がどの作業を担当するかを示すフローチャートです。

複数の部門にまたがる業務フローを可視化するのに適しており、部門間の連携関係が一目でわかります。

担当者間のやり取りが可視化されるため、部門間の役割分担の明確化にも有効です。

(4)文書フローチャート

文書フローチャートは、文書(帳票)の流れを可視化するためのフローチャートです。

書類がどの部署からどの部署へ渡るかを図示することで、送付漏れや誤送信の防止に効果を発揮します。

ただし、文書フローでは各工程の目的までは表現できないため、他の図表と併用して補完する必要があります。

(5)BPMN

BPMN(Business Process Model and Notation)は、複雑な業務フローを可視化・共有するための標準記法(ルール)です。

部署横断の大規模プロセスの整理に適しており、専門の記号体系を用いることで詳細な業務シナリオまで表現できます。

作図には専門知識を要しますが、複雑な業務を精緻に整理したい場合に有効です。

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フローチャートを作成する際におすすめのツール5選

フローチャートは手書きやOfficeソフトでも作成できますが、専用ツールを使うと効率良く見やすい図を作成できます。

ここではフローチャート作成に役立つおすすめのツール5選を紹介します。

用途や予算に応じて、自社に合ったツールを選んでみてください。

  1. mfloow

  2. Microsoft Visio

  3. draw.io

  4. Cacoo

  5. Canva(キャンバ)

(1)mfloow

業務改善プラットフォーム「mfloow」

mfloowは、定型・非定型業務を一元管理できるクラウド型タスク管理SaaSです。

2025年7月にはフローチャート形式で業務フローを作成・表示する新機能が追加され、タスク関係を図式化して業務全体の可視化やマニュアル化まで行えるようになりました。

従来のリストビューに加えて、フローチャートビューで業務を整理・管理できる点が特徴です。

フローチャートビューを活用することで、複雑なバックオフィス業務でも抜け漏れなく進捗や工数管理を行えます。

タスクの並べ替えはドラッグ&ドロップで直感的に行え、移動や追加に応じてレイアウトが自動で調整されます。

完了したタスクの次に着手すべき工程が図で示されるため、誰が何をすべきかが一目で分かるのも利点です。

さらに、生成AIによる自動作成機能に加え、蓄積データを用いた業務分析などの高度な機能も提供されており、タスクの属人化や連携ミスを未然に防ぐことが可能です。


(2)Microsoft Visio

Microsoft Visio

Microsoft Visioは、Microsoftが提供する業務用の作図ソフトで、フローチャート作成にも広く利用されています。

さまざまなダイアグラムに対応する豊富な図形や記号のライブラリが含まれており、プロセスフロー図やビジネスプロセスモデリング、データベース図など多様な図を描くことができます。

機能は多彩で、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応する点が特徴です。

特にビジネスや技術的なフローチャートを作成する際に、さまざまな図形テンプレートが用意されています。

Office 365の一部として提供されているため、他のOffice製品との互換性が高く、たとえばExcelのデータを取り込んでフローチャートに反映させるといった連携が可能です。

(3)draw.io

draw.io

draw.ioは、ブラウザ上で動作する無料のオンライン作図ツールで、2020年以降は正式名称をdiagrams.netとして知られています。

インストール不要でWebブラウザがあればすぐに使え、フローチャートだけでなくレイアウト図、ネットワーク図、UML図などの作成にも対応します。

シンプルな操作でありながら高性能・多機能で、動作が軽快な点が特長です。

GoogleドライブOneDriveと連携してオンラインで図を保存・共有でき、ローカル保存も可能です。

基本図形やアイコンのテンプレートが豊富に揃っており、フローチャート記号から複雑なネットワーク構成図やUML図まで柔軟に作成できます。

誰でも無料で利用でき、日本語対応もされているため個人から企業まで幅広く使われています。

(4)Cacoo

Cacoo

Cacooは、日本のヌーラボ社が提供するオンライン作図サービスで、クラウド上でフローチャートをはじめ様々な図を作成できます。

クラウド型のためチーム内での共有が容易で、シンプルな操作性により短時間で図を仕上げられる点が魅力です。

どのプランでもシート数に制限がなく、容量を気にせず作図できる点も利点です。

100種類以上のテンプレートを備えており、フローチャートやワイヤーフレーム、ネットワーク図、AWS構成図などを効率よく作成できます。

主な機能にはオンラインでのデータ共有、プレゼンテーションや画面共有、複数人によるリアルタイム同時編集、図の埋め込み、コメント、外部ツール連携などがあり、ビジュアルコラボレーションを通じて業務の効率化に寄与します。

日本発のサービスなので日本語サポートが充実しており、国内チームでも安心して利用できる点が特徴です。

(5)Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)は、豊富なテンプレートや素材を手軽に使ってデザインを作成できるオンラインツールです。

SNS用の画像やフローチャート向けテンプレートが多数そろい、ドラッグ&ドロップで直感的に編集できるうえ、かわいい・かっこいい・シンプルなど多彩なテイストを業務資料やプレゼンにも活用できます。

画像やアイコンが充実し、高解像度でのダウンロードや共有、チーム共有やコメント、外部ツール連携など共同編集機能も備わっているため、ビジュアル重視で分かりやすいフロー図を短時間で作りたい場面に特に向いています。

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見やすいフローチャートを作る際のよくある質問

フローチャートで使う記号の選び方や、複雑なフローの整理方法、レイアウトのコツなど、作成時によく挙がる疑問があります。

ここでは、それらのよくある質問にQ&A形式でお答えしますのでぜひ参考にしてください。

疑問点を解消して、見やすいフローチャート作成に役立て、より良いフローチャートを作成しましょう。

Q.フローチャートの記号はどのように使い分ければよいですか?

A.基本的な記号の役割を押さえ、工程の性質に応じて使い分けることが重要です。

開始と終了は楕円で範囲を示し、処理は長方形、判断はひし形で条件を明示します。

繰り返しはループ記号やサブプロセスで表現し、データは平行四辺形で示します。

凡例に図形や色の意味をまとめ、ラベルを簡潔にすると共有時の誤解を減らせます。

Q.複雑な流れを整理するにはどうすればよいですか?

A.フローが長大・複雑になる場合はサブフローで分割し、サブプロセス記号で一連の処理を別図へ切り出すとメイン図が見やすくなります。

ページ内外結合子で複数ページを連結し、スイムレーンで担当範囲を示してください。

例外処理は注釈や別紙で補足し、関係者によるレビューを繰り返して運用性を確認すると良いでしょう。

Q.文字や矢印を見やすく配置するコツはありますか?

A.まず、フローを一方向(上→下/左→右)で統一し、視線の流れに沿って矢印を配置します。

図形は整列させて矢印の交差を避け、ラベルは短く近接する図形のそばに置いて干渉を防いでください。

矢尻や線の太さは明瞭にし、注釈や凡例を添えて色は濃淡で階層化、色覚多様性にも配慮すると読みやすくなります。

まとめ

フローチャートは業務プロセスを直感的に共有し、改善点を発見するための便利な手法です。

記号の使い方やデザイン・記載のポイントを押さえて作成すれば、複雑な流れでも誰もが理解できる見やすいフローチャートが完成します。

完成したフローチャートは業務改善や社員教育にも活用でき、結果的に業務効率の向上につながるでしょう。

また、見やすいフローチャートは業務の属人化防止や円滑な引き継ぎにも役立ちます。

ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、自社の業務可視化にフローチャートを役立ててみてください。


この記事を書いたライター

mfloowブログ編集部

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